インタビュー >> 文化人


宮城野親方 元横綱白鵬関

歩く神社――大横綱白鵬

ある人に言わせれば、相撲――それは日本古来の格闘技にして神秘的な文化、そして神聖なる儀式でもあるという。それゆえ日本では「国技」と称され、東京の両国には雄壮な佇まいを持つ...

福田 豊 恩賜上野動物園園長

中国と共にジャイアントパンダの保全に取り組みたい

1972年10月28日、中日国交正常化を記念して東京・恩賜上野動物園(以下、上野動物園)に最初のジャイアントパンダ、カンカンとランランがやって来た。同園はこの日を「パンダ...

董恒(吉崎恒子) 日中東方音楽交流会代表

歌声と愛で日中友好の道を照らす

今年は中日国交正常化50周年の年であり、声楽家の董恒氏が渡日して40年となった年でもある。熱心にチャリティーに取り組み、平和を愛し、残留孤児に関心を寄せ続け、見返りを求め...

武田勝年 公益財団法人日中友好会館顧問

中国を理解し真の友人関係をつくる

公益財団法人日中友好会館顧問の武田勝年氏は、1977年の初訪中以来、三菱商事の中国総代表をつとめるなど、16年間の中国駐在を含め30年以上中国とかかわり、まさに中国経済発...

良好な日中関係の構築には相互理解が最も大事

一般社団法人日中協会は、日中友好7団体の一つである。本年は中日国交正常化50周年の記念すべき年だが友好ムードはあまり高まっていない。そうした中、前衆議院議員で一般社団法人...

王文強 アジア芸術文化促進会会長

中国の伝統芸能「変面」を日本へ

中日国交正常化50周年記念活動の重要なイベントとして、11月に日本の国立能楽堂で、中日合作劇『〜能舞台で繰り広げる「西遊記奇聞」〜みんな迷い子』の上演が予定されており、現...

森田 実 政治評論家、森田総合研究所代表

日本にとって中国が大切な  隣国であることを認識すべし

中国と日本の国交が正常化してから50年の歳月が流れた。今年は節目の記念すべき年であるが、コロナ禍の影響もあり、両国の往来は途絶えたままだ。しかも、政治的に両国関係は決して...

趙 龍光 全日本中国美術家協会会長

美術家は中日文化交流の大切な担い手

美術の各分野で活躍する在日華人芸術家たちが意気投合し、十数年前から定期的に交流イベントを行うようになった。彼らは文化サロン、芸術展、セミナーなどの形で、心を通わせながら芸...

鳩山由紀夫 元内閣総理大臣、東アジア共同体研究所理事長

対米依存から脱却し強固な日中関係を築く

本年1月に発効した、地域的な包括的経済連携協定(RCEP)は、中日韓やASEANなど15カ国が参加する世界最大の自由貿易協定であり、アジア太平洋地域の国家間の経済協力と、...

福田 康夫 元首相

日中は脅威を感じさせないよう互いに知恵を使うべき

2022年は中日国交正常化50周年の節目の年にあたる。振り返れば、1978年に当時の福田赳夫首相と鄧小平副総理との間で「中日平和友好条約」が締結され、2008年に福田...

佐々木敦子 荘則棟夫人

荘則棟と日本人妻との愛情物語

  中国語を上手に話す日本人 中国の卓球の花形選手であった故・荘則棟の未亡人は、佐々木敦子という。名前から明らかに日本人である。ところが、本誌の取材に答える彼女の...

中島 恒雄 東京福祉大学総長

中国の高齢化社会に役立つ人材を

  撮影/本誌記者 呉暁楽 中島恒雄氏は日本社会では伝説的人物の一人であり、見る人のフォーカスする面によって、中島氏の伝説的な部分もさまざまに表現されている。私は20...

奥山 峰石 人間国宝、金工鍛金家

厳しい鍛錬を経て「人間国宝」に

撮影/本誌記者 張桐 日本の重要無形文化財——鍛金の保持者で、1996年に「人間国宝」に認定された奥山峰石先生は、今年84歳である。先...

清水 雄介 株式会社健び堂技術総顧問

再生医療研究基盤を構築する新進気鋭の教授

実を言うと、清水雄介氏にお会いした時には驚きを禁じ得なかった。かつては「日本で一番若い教授」であり、現在でも日本の形成外科で三番目に若い教授であると知ってはいたものの、...

増村 紀一郎 人間国宝、漆芸家

日本の伝統工芸品が中国で愛される理由

埼玉県春日部市と言えば、中国人読者には聞き覚えがあるだろう。日本アニメの代表作の一つである「クレヨンしんちゃん」が誕生した街である。ここで私が読者に伝えたいのは、春日部市...