コラム >> 藤島博文


日本画生 藤島博文

「日中文化同盟論」を考える ―その6(終章)

いつの日も私の画室には中国の古典音楽が流れています。ゆったりと宇宙の彼方から響き来るような妙音は、遠き日、遣唐使や空海もかの長安の都で聴いたことでありましょう。このよ...

「日中文化同盟論」を考える ―その5

丹頂鶴のふぶき号・さくら号と暮らす日々 ――江碧(みどり)にして鳥愈々(いよいよ)白く 山蒼(あお)くして花燃えんと欲す――唐代の詩人杜甫が詠ったように大自...

日本画生 藤島博文

「日中文化同盟論」を考える(4)

書経(拓本)を持つ藤島博文氏 五月晴れの蒼天を悠々と泳ぐ鯉のぼりは、古代中国『後漢書』の故事に由来します。黄河流域に激しい滝があり、そこを登り切った鯉(少年...

日本画生藤島 博文

「日中文化同盟論」を考える(3)

牡丹三題の内「ふるさとの山 高越牡丹花」80 号 あまりにも気高い美しさゆえに花王、富貴花、花神とも呼ばれる牡丹は、中国で生まれ遠き日洛陽の都に咲き...

日本画生 藤島博文

「日中文化同盟論」を考える(2)

日本国と中国における現代文化美は、すべて先人たちの悟達の積み重ねの上に花開いております。唐代の詩人孟(もう)浩然(こうねん)は、大自然の蠢(うごめ)きを我が心の純化と...

日本画生 藤島博文

「日中文化同盟論」を考える(1)

天皇陛下御即位二十年奉祝画 「平成鳳凰天来之図」(210cm × 165cm) 満月の美しい今宵、月光が庭の白梅に煌々と降り注ぎ、その清香が画室...

翁 道逵 ベリーベスト法律事務所パートナー(中国弁護士)

日本の仮想通貨に関する法制度ガイド その1

日本のFinTech関係法制度の激変 FinTechとは、英語の金融と技術を掛け合わせた造語であり、主にITを活用した革新的な金融サービス事業を指し、欧米から新たな潮流と...