海外在住の外国⼈対象「⽇本旅⾏に関する意識調査」

Tokyo Creativeは16日、海外在住の外国⼈を対象とした「⽇本旅⾏に関する意識調査」の結果を発表した。

<⽇本⼈と外国⼈の“両⽬線”を⽣かした動画で⾃治体や企業の外国⼈へのアプローチを⽀援するTokyo Creative 株式会社(所在地︓東京都墨⽥区、代表取締役︓中川智博・⼩野沢隆、https://www.tokyocreative.jp/ja/、以下Tokyo Creative)は、⽇本以外の国に住む⽇本以外の国籍をもつ外国⼈を対象に「⽇本旅⾏に関する意識調査」を実施しました。

 

外国⼈に⼈気の海外旅⾏先、圧倒的No.1 は「⽇本」︕

⼊国制限の緩和で、外国⼈観光客の受け⼊れが6 ⽉10 ⽇より再開されましたが、Tokyo Creative では⽇本以外の国に住む外国⼈が“今”⽇本旅⾏についてどう考えているのか調査しました。

その結果、「今すぐにでも海外旅⾏したい︕」と考える⼈が多く、そして訪⽇を熱望していることが判明し、全体の7割が訪問国を選ぶ⼤きな理由の1つに「国の発表(規制緩和)」をあげました。また、訪問先は前回の調査結果では、「地⽅(⽥舎)」が若⼲ながら多かったが、今回の調査では「都⼼」が「地⽅(⽥舎)」を上回る結果となりました。

Tokyo Creative は、今後も調査などを通してインバウンド動向を探ってまいります。

調査結果サマリー

・「今すぐにでも海外旅⾏したい︕」外国⼈は過半数超︕
日本旅行したいと回答した外国人約9割
・「国の発表(⼊国規制緩和)」が海外旅⾏のきっかけになる︕と回答した⼈は全体の70%︕
・62%の外国⼈が、⽇本旅⾏で⾏きたいのは「都⼼」
・8割の外国⼈が旅⾏プランをたてるのに⽋かせないのは「YouTube」と回答︕
・⽇本旅⾏でしたいことダントツ1位は「⽇本の歴史と伝統⽂化を体験する」
・「アニメグッズ購⼊」や「アニメの聖地訪問」なども変わらず⼈気︕

 

調査内容

「すぐに旅⾏したい」と回答する⼈が過半数を超える53%で、「(旅⾏はしたいが)今で
はない」と回答する⼈が47%となりました。

 

旅⾏したい国は、回答者の約87%が⽇本を選び圧倒的に1位という結果になりました。
次に、イギリス、韓国、アイルランド、カナダ、フランスと⽐較的海外からの受け⼊れを許容している国が上位となりました。⽇本を選んだ理由の上位には、旅館への滞在や温泉に⼊ったり⾷を楽しみたいという声が多く、そのほかグッズを買ったり秋葉原に⾏きたいという“アニメ”に関する意⾒も⾒受けられました。

 

⼀番多かったのは、「国が海外観光客の受け⼊れをすると発表する」で全体の7割という結果になりました。残りの3割に関しては⽐較的慎重に検討している段階ではあるものの、「訪れる国にコロナ感染者がいなくなったとき」と回答した⼈は4%にとどまり、多くの⼈は完全にコロナが収束せずとも、海外旅⾏をしようと思っていることが判りました。

 

新型コロナワクチンは、3回摂取した⼈が焼く8割と⼀番多い結果となりました。また、「いいえ」を回答した⼈の中にも、まもなく摂取予定といった声もありました。

 

都⼼と地⽅(⽥舎)では、都⼼と回答した⼈が多い結果になりました。都市は、東京・⼤阪・京都以外では、広島や福岡を訪れてみたいという声が⾒受けられました。
<都⼼を選んだ⼈の声>
・観光スポットを巡ったり、最新のテクノロジーを体験したりしてみたい
・都⼼はお店も⾊々あって便利だから
・英語が通じるから
<地⽅(⽥舎)を選んだ⼈の声>
・地⽅(⽥舎)の⽅が、平和で落ち着けるような気がするから
・⾃然や季節、伝統を体感したいから

 

YouTube をはじめ、SNS やWEB 記事などを駆使し、多くの情報を得て旅⾏のプランを決めていることが判りました。また、回答者の4割がYouTube から情報収集していることも判りました。

 

ダントツの1位は、「⽇本の歴史と伝統⽂化を体験する」でした。2位に⾃然景観を楽しむこと、3位に⾷事となりました。地元の⼈々との交流や、アニメグッズ・舞台となった地を⽬的の1つとする⼈もいることが判りました。

 

調査概要

調査テーマ︓⽇本旅⾏に関する意識調査
調査対象︓⽇本以外の国在住かつ⽇本以外の国籍をもつ外国⼈227 ⼈
調査期間︓2022 年4⽉25⽇〜5 ⽉9 ⽇
調査⽅法︓Tokyo Creative コミュニティへのインターネット調査(質問と回答ともに英語使⽤)

 

記述統計

有効回答数︓227 ⼈
年齢︓19〜65 歳
国籍︓アイルランド、アジア、アメリカ、アメリカ 、アメリカ/イギリス、アメリカ/エジプト、アメリカ/ポーランド、アメリカ/⽇本、アルゼンチン、イギリス、イギリス/ベルギー、イタリア、インド、インドネシア、オーストラリア、オーストラリア、オランダ、カナダ、ギリシャ、グアテマラ、ジャマイカ、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、タイ、チェコ、チリ、ドイツ、ドイツ/アメリカ、ニュージーランド、フィリピン、フィンランド、フランス、ベトナム、ベネズエラ、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、メキシコ、モンゴル、中国、南アフリカ、⽇本/アメリカ

【記事提供:観光経済新聞