BYD中部第一号店「BYD AUTO 名古屋北」がオープン
新店舗でのBYD車初オーナーも誕生

国内外の華僑華人が国慶節と中秋節のお祝いムードに浸る中、日本の中部地域から嬉しい知らせが舞い込んだ。双日オートグループ東海株式会社が運営する、中部地域初のBYD正規輸入販売店——「BYD AUTO名古屋北」がオープンした!

10月6日早朝、日本の経済、運輸、メディア、華僑団体等各界の代表及び業界関係企業の代表、自動車愛好家ら100名近くが「BYD AUTO名古屋北」のグランドオープンに立ち会った。

オープニングセレモニーでは、先ず、北京大学への留学経験もある双日オートグループ東海株式会社の嶋吉良典代表取締役社長が主催者を代表して、次のように挨拶した。「本日はお忙しい中、お越しくださりありがとうございます。皆さまのお力添えをいただき、『BYD AUTO名古屋北』をオープンすることができました。お取引先の皆さま、出資者の皆さま等に心より感謝申し上げます。従業員一同、この店舗を盛り上げ、持続可能な発展に努めてまいります」。

BYD Auto Japan株式会社ネットワーク管理部の松尾敏之部長が挨拶し、BYDグループの20年来の歴史と取り組みを紹介した。「われわれは現在、ITエレクトロニクス、新エネルギー事業、自動車事業、都市交通事業の4つの事業を展開しています。特に、近年は自動車事業を拡大し、中国本土はもちろん、アジア、太平洋、ヨーロッパ中南部の55カ国に展開しています。2022年の販売台数は、バッテリー部品やプラグインハイブリッドなどの新エネルギー自動車を含む180万台を販売し、グローバルでナンバーワンの記録を打ち立て、本年も順調に数字を伸ばしています」。

「日本市場においては、2022年7月21日にBYD Auto Japan株式会社を設立し、今年1月31日に、小型e-SUV『BYD ATTO 3』の販売を開始しました。9月20日には、コンパクトEV『BYD DOLPHIN』を発売しました。これらのモデルは、日本仕様として特別に設計されており、さまざまな最新の機能と安全性を備えています。最近問題となっている『幼児置き去り検知システム』、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる急発進を抑制する『ペダル踏み間違い時加速抑制装置』が装備され、日本の駐車場事情を考慮し、車高も微調整しています」。

「愛知地区はわれわれにとって非常に重要なマーケットであり、双日オートグループ東海株式会社様は、日本のマーケットを熟知しておられます。カービジネスにおいて豊富な知識と経験をお持ちの皆さまとタッグを組んでビジネス展開できることを、非常に心強く思っています。われわれは単に車を販売するだけでなく、脱炭素やカーボンニュートラルなど、日本社会における社会的課題に対してもビジネス展開と合わせて取り組んでまいりたいと思います」。

愛知県小牧市市民生活部防災危機管理課の梅田俊之課長は、次のように挨拶した。「双日オートグループ東海株式会社様と小牧市との間で、災害時の支援協定が結ばれました。この協定により、災害時に避難所等へ電気自動車を派遣していただき、電気の供給を支援していただくことが決まりました。小牧市では、南海トラフ巨大地震や内陸直下型地震が危惧されており、今回のような協定の締結は、私たちにとって非常に心強いものであり、心より感謝申し上げます」。

「BYD AUTO名古屋北」の後藤一樹店長は、デザイン性、知能性、効率性、安全性を追求したBYD・EVの魅力を語った。「BYDグループは1995年に深圳で設立され、2003年に自動車事業に参入し、わずか20年で、世界でのEV総販売台数は500万台を突破し、日本市場参入後、2023年1月~8月の間に800台を販売しています。この素晴らしい実績は、中国ブランドにおける新エネルギー車技術の画期的進歩が、世界に認められたことを表しているだけでなく、中国企業が日本における持続可能な社会の構築に積極的責任を担い、日中友好関係の深化を牽引していることを示しています」。

「BYD AUTO名古屋北」のオープンに合わせて、会場には多くの日本の友人や在日同胞が問い合せや商談に訪れた。名古屋華僑華人互助センターの鄭興主任(『人民日報海外版日本月刊』社中部支社長)、水蓮舞踏芸術学校の山田愛子氏ら、中部地域の華僑華人の代表も祝福に訪れた。

極値の加速を誇り、美しいデザインシリーズ「Dragon Face 3.0」を採用した『ATTO 3』は、多くの自動車愛好家の注目を集めた。中部地域に住む華僑の王大鵬さんは、即座に『ATTO 3』の購入手続きを終え、「BYD AUTO名古屋北」第一号のBYD車オーナーとなった。彼は来賓や友人たちの熱い視線と祝福に包まれる中、幸福の彼方へと『ATTO 3』を走らせた。(撮影:人民日報海外版日本月刊社中部支社撮影記者 柳龍旭他)