4月訪日客数14万人、コロナ前比95%減 水際対策で2年ぶり10万超

 日本政府観光局(JNTO)が18日に発表した2022年4月の訪日外国人旅行者数(推計値)は、コロナ禍前の19年同月と比較して95.2%減の13万9500人となった。観光目的の入国は依然認められていないが、日本の水際対策が一部緩和された影響で、20年3月以来、約2年ぶりに10万人を上回った。

 3月1日から一定の条件の下、ビジネスや就労などを目的とした外国人の新規入国が再開された。1日当たりの入国者数の上限は3月14日から7千人、4月10日から1万人。訪日外国人旅行者数は、22年1、2月はそれぞれ1万7千人程度だったが、3月には6万6100人、4月にはさらに増えた。

 22年4月の国・地域別の訪日旅行者数を多い順に見ると、ベトナム2万9800人▽中国2万2400人▽インドネシア1万1700人▽フィリピン8500人▽韓国7700人▽米国5200人▽インド3600人▽タイ3200人▽台湾2800人―など。

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【記事提供:観光経済新聞