中国初の脳血栓吸引カテーテルシステムが認可

中国初の国産脳血栓吸引カテーテルシステム「AfenttaTM」が、国家薬品監督管理局から販売を認可された。このイノベーション製品は独自の知的財産権を持ち、医療的根拠に基づいており、中国の急性虚血性脳卒中患者に障害発生率をさらに引き下げ、疾患の負担を和らげるための効果的、スピーディで安全なカテーテル血栓吸引ソリューションを提供している。

卒中は中国の成人を死亡や障害に至らしめる最大の疾患だ。血栓除去による急性虚血性脳卒中の治療は脳内の血流を良くし、速やかに血液の供給を再開させ予後を改善するため、世界のガイドラインから推奨されている。

首都医科大学附属北京天壇病院神経介入センターの繆中栄センター長は、「以前の吸引カテーテルは輸入に頼らざるを得なかった。この国産脳血栓吸引カテーテルシステムは革新的な設計を採用している。手術時間が短く、血流が再開する確率が高く、患者の障害発生率が低い。同時に動脈解離の発生率が下がった。急性虚血性脳卒中の救命治療により効果的、スピーディで安全な血栓除去治療プランをもたらした」と述べた。

脳血栓吸引カテーテルシステムは、禾木(中国)生物工程有限公司の中核技術研究開発プロジェクトだ。同製品が認可されるまで、中国は輸入するしかなかった。この独自の知的財産権を持つ中国の医療機器は、中国人の血管条件により合致し、脳血栓吸引カテーテルの基幹医療機器のネックを解消した。