本誌がライブ配信を開始
華人の興業・生産再開で日本社会の防疫支援を促進

5月30日、本誌主催の「日本新華僑ライブ配信ルーム」が初回の配信を行った。現今の情勢に鑑みて、初回のテーマを「在日中国人経営者が語るコロナ下における存続と発展」とした。

本誌編集長の蒋豊が進行役を務め、株式会社MIRAIt Service Designの曹陽社長、本誌理事で行知学園株式会社の楊舸社長、株式会社創業新幹線の藤原亮代表取締役社長の三名の業界のリーダーたちが活発な議論を繰り広げ、視聴者に多くの素晴らしいメッセージを届けた。

一時間にわたるライブ配信では、新型コロナウイルス感染拡大によって日本社会に如何なる変化が生まれたか、新たな状況下で如何に自ら生産し自力救済するか、事業規模を如何に回復するかといった人々が関心を寄せる問題について、ゲストが一つひとつ懇切丁寧に意見を述べた。

視聴者からは絶えることなく寄付が寄せられ、彼らは日本の防疫活動を支援し、ゲスト、日本の友人、社会の各界に対し支持と感謝の気持ちを表した。

株式会社ASの于文航代表取締役は、熱心な視聴者としてこのライブ配信を視聴し、配信終了後、福岡から一万枚余りの防護用マスクを送り、目に見える形で在日同胞及び日本国民の防疫と経済復興を支援した。

「我々も何か行動を起こさなければならない!」と、視聴者から多くの寄付が寄せられた。ライブ配信終了後、寄付金は全て、日本国民を支援し日本社会に還元するための防疫物資の購入に充てられた。

視聴者の真心と華僑華人の願いを携え、6月8日午後、本誌発行人呉暁楽、編集長蒋豊、副社長奥薩卓瑪(細川ヨリカ)の一行は鳩山由紀夫元首相の事務所を訪ね、日本各地の医療機関や介護施設で使っていただくべく、消毒用アルコール10ケースとマスク11ケースを鳩山元首相に託した。

中国人民の古くからの友人であり、公益福祉に熱心な名士として知られる鳩山由紀夫氏は、中国人民の優れた防疫実績と団結、困難を共に克服しようとする精神を高く評価するとともに、中国社会各界の日本国民への継続的な支援に感謝の意を表した。

また、弊社の強い社会的責任感及び中日文化交流の推進と中日の友好関係構築に対する貢献、団結して日本社会の防疫及び生産生活の再開を支援する華僑華人の努力を全面的に支持した。