在日華人・奥薩卓瑪氏が大賞を受賞

旧正月を前にして、中国の大地は祝賀ムードに包まれている。多くの祝典が開催される中、華夏文化促進会主催、北京東方旗袍芸術中心企画、中国障害者事業新聞宣伝促進会及び蘇州呉江・チャイナドレスタウンが後援する「2020第1回オリエンタルショー(北京)」が盛大に開催された。

オリエンタルショーは、これまで5年にわたり開催されてきた「中国チャイナドレス春節聯歓晩会」が形を変えグレードアップしたもので、「世界チャーミング・ウーマン授賞式」と「オリエンタルショー春節聯歓晩会」の二部から成る。依然として中国的要素が最も強い「華服」文化が主流であり、ショーには、チャイナドレス日本総会の奥薩卓瑪会長等、国内外から600余名の美女たちが集い、色とりどりの春の花が一斉に咲き誇り、芳しい香りを放つが如くであり、身にまとった錦繍のチャイナドレスが艶やかさと多彩さをより際立たせていた。

「2020第1回オリエンタルショー」の最大の価値は、チャイナドレスの強い文化性にある。「世界チャーミング・ウーマン授賞式」も、舞台上で繰り広げられる演目も、「美しい上に知性がある」という中国文化の特性を存分に反映し、観衆に美を届けるとともに文化的インスピレーションを与えた。

魅力的な女性を顕彰する文化を普及させるため、今回の授賞式は「海外華人文化賞」の授賞式も兼ねて行われ、チャイナドレス日本総会の奥薩卓瑪会長が受賞し、同時に、2020年にニューヨークのタイムズスクエアの大画面ディスプレイに映し出される文化人の一人となった。


チャイナドレス日本総会会長奥薩卓瑪

奥薩卓瑪会長は本誌の取材に答えて、「数年来、我々はチャイナドレスを足がかりとして日本で中国文化を宣揚するとともに、在日華僑華人の中国文化に対する自信を発揚し、各界から評価をいただいて参りました。この度、このような賞をいただいたことをとても嬉しく思います。これは、海外に住む華僑華人の栄誉であるだけでなく、中国の『ソフトパワー』に対する評価でもあります。これを契機に、中国の『チャイナドレス文化』をより一層アピールできればと思っています」と喜びを語った。