「日中企業『一帯一路』フォーラム」を東京で開催

7月18日、東アジア共同体研究所、ベリーベスト法律事務所、中国大成律師事務所の主催で、「一帯一路」に参加する日本企業に「戦略的チャンス」を提供することを目的として、「日中企業『一帯一路』フォーラム」が東京で開催された。

会場には日中120社以上の経営者など多くの関係者が集い、東アジア共同体研究所理事長でアジアインフラ投資銀行(AIIB)顧問を務める鳩山由紀夫元首相がAIIBと「一帯一路」をテーマに特別講演を行った。

この中で鳩山氏は日本企業が視野を広げ、中国と誠意ある協力を行い、ともにアジアの新時代を作り上げていくことを提唱した。

このほか、中国全国政治協商会議委員(日本の参議院議員に相当)の潘慶林氏や本誌編集長の蒋豊、大成律師事務所の肖金泉弁護士もそれぞれ、「中日友好は心から始まる」「李克強総理訪日後の中日経済交流における新たなビジネスチャンス」「中日企業の『一帯一路』協力における相互補完とウィンウィン」をテーマに講演を行った。肖金泉氏は「米国の新保守主義台頭、アメリカファースト政策のもと、中国と日本の協力は特に重要」と訴えた。

あるアナリストからは、「今回のフォーラムは完全に民間組織によるもので、参加企業の数はまれに見る多さ」と評価する声が寄せられた。