世界の英才を結集し、一流の大学を建設
西安交通大学代表団が来日し、ハイレベル人材募集フェアを開催

「世界の英才を結集し、一流の大学を建設」。5月14日~18日、西安交通大学代表団が、日本の「国立大学の両雄」である京都大学と東京大学でハイレベル人材募集フェアを開催した。同代表団は栄命哲副学長が団長を務め、各学部及び人力資源部の責任者が参加し、工学、理学、医学、人文社会科学分野の優秀な留学生、若き英才たちに招集を呼びかけた。

5月17日、西安交通大学代表団は東京大学で人材募集特設会場を設け、西安交通大学日本校友会及び東京大学中国留学生学友会が応対した。西安交通大学の栄命哲副学長が大学を代表して参加者に西安交通大学の概況を紹介し、共に国家建設の歴史的使命を担おうと、若き英才たちに心からの招集を呼びかけた。

西安交通大学代表団が東京大学で行った人材募集フェアには三つの大きな特徴があった。

まず、効率的かつ具体的であり、ハイレベル人材の招集を確実ならしめている。東京大学で行われた人材募集フェアでは、代表団の13名がそれぞれに各学部学科の発展及び募集状況を説明し、参加者は自身の研究分野について紹介し、自己アピールを行った。具体的で簡潔且つ効率的なコミュニケーションによって、参加者は西安交通大学の発展状況及び人材政策を理解し、代表団メンバーは参加者の情報を詳細に掌握することができ、その後の人材招致のための基礎固めとなった。


栄命哲西安交通大学副学長

二つ目の特徴は、会場を訪れた若者たちは国際性、専門性に富んだハイレベル人材であったことである。東京大学の会場には80名以上が訪れ、韓国、インドからのハイレベル人材や、北海道、石川県、新潟県からわざわざ足を運んだ者もいた。参加者の大部分は東京大学、東京工業大学、大阪大学、北海道大学、東京医科大学、お茶の水女子大学等で博士号を取得しているか、博士課程に在籍中であった。加えて、彼らは西安の近年の発展に強い関心を寄せ、多くが西安出身或いは西安交通大学の卒業生であり、西安交通大学に名を連ね、祖国に奉仕することに強い願望を抱いていた。終了後、参加者から続々と質問が寄せられ、活発な交流が行われた。

最後に、代表団は西安交通大学の魅力を余すところなく伝え、人材募集について詳しい説明を行った。人力資源部担当者から大学の歴史、学科課程、人材育成、科学研究力、教師陣、一流大学建設、今後の未来図などについて紹介があり、募集要件や陝西省の人材政策に基づいた大学の展望が語られた。

習近平総書記は中国共産党第19回全国代表大会の活動報告において、「青年が栄えれば国も栄え、青年が強くなれば国も強くなる。青年の世代が理想をもち、能力を磨き、責任を担えば、国には前途が開け、民族には希望が生まれる」と指摘した。西安交通大学代表団の日本におけるハイレベル人材募集活動は、西安交通大学が人材採用事業を重要視し、人材の招致を熱望していること物語るとともに、海外の英才たちが祖国、陝西省、西安交通大学への理解を深める機会を提供するものとなった。西安交通大学は国内外の優秀な学生を歓迎する!