程永華駐日大使、創価大学中国研究会の座談会に出席

3月16日、駐日中国大使館と創価大学中国研究会が座談会を開き、程永華大使が出席するとともにあいさつした。これには駐日大使館の阮湘平公使級参事官、張梅参事官、倪健参事官および一部の外交官代表が出席した。また創価大学の田代康則理事長、馬場善久学長、秋谷芳英常任理事、創価女子短期大学の石川惠子学長と歴代の中国研究会訪中団の教員学生および卒業生代表60人余りが出席した。

程大使はあいさつの中で、創価大学が中日の教育、青少年の交流のために積極的に努力していることを高く評価し、次のように述べた。今年は中日平和友好条約締結40周年で、創価大学の創設者、池田大作先生が発表した「日中国交正常化提言」から50周年でもある。池田先生ら古い世代の友好人士のたゆまぬ努力により、今日の中日両国人民の友好交流のしっかりとした基礎が築かれた。中日両国は引越しできない隣国であり、国の交わりは民の親しさにかかっている。双方は両国人民、特に青少年の間の友好交流を強力に進め、これによって相互理解と信頼を増進させるべきだ。創価大学の学生諸君が池田先生の平和友好の理念を受け継ぎ、引き続き中日の代々の友好の「金の橋」を構築するために、たゆまず努力するよう期待する。

田代理事長はあいさつで次のように述べた。創価大学は一流のグローバル大学づくりに力を入れているところで、中国との友好交流はまさにこうした国際化の原点だ。創価大は創設者である池田先生の、中国は日本文化の源であり「大恩ある国」という思想を一貫して貫き、日中友好の信念を堅持し、中国の多くの大学と交流、協力を展開しており、今後は両国の相互理解と友好的感情を増進するためより大きく貢献していきたい。

馬場学長はあいさつで次のように述べた。40年余り前、創立者の池田先生は日中国交正常化から程なくして訪中し、日中友好の「金の橋」をかけるために重要な貢献を果たした。現在、創価大学中国研究会の学生は中国大使館に招かれて三度にわたり訪中し、「金の橋」を強化するために貢献している。創立者の「日中国交正常化提言」発表50周年を記念するため、創価大は今年、一連のキャンペーンを行う予定だ。中日関係が新しい時代に一段と改善、発展するよう後押しするためにより多くの予備軍を育てていきたい。

秋谷常任理事はあいさつの中で、昨年12月に創価大の学生代表団を引率して訪中したことを振り返り、創価大の学生は今後も創設者の池田先生と中国の指導者が結んだ深いよしみを受け継ぎ、将来のより強固な日中友好の「金の橋」を築くために努力しなければならないと述べた。

訪中団の学生代表は発言の際、中国が中国の現状と日中友好の意義を知るための貴重な機会を提供したことに感謝し、日中友好のバトンを受け継ぎ、両国の代々の平和友好の責任を担い、日中友好の「金の橋」を築くために努力すると述べた。

座談会の後、創価大の学生が素晴らしい出し物を披露するとともに大使館の若手外交官と友好交流を行った。