中国養蜂業の発展を推進し、日中間の養蜂業連携を促進

錦秋の9月、第2回中国質量(品質)大会が上海で開催され、習近平国家主席は「留まることなく生産品とサービスの品質を高め、全世界に向けてより良い中国の生産品とサービスを提供するよう努力しよう」との祝辞を述べた。中国共産党中央委員会と国務院は『品質を高める行動についての指導意見』を発表し、特に「品質強国」戦略を強調し、全面的な品質管理を推進し、品質を高めるイノベーションを引き起こし、中国ブランドの創成に注力するとした。同時に、9月25日「中国質量万里行促進会」が主催し、「国家食薬同源科学技術イノベーション連盟とブランド中国戦略計画院」が協力した「中国質量万里行促進会養蜂業専門委員会」設立大会及び「中国生態養蜂業振興プロジェクト発足式」が北京フレンドシップホテル (北京友誼賓館)で開催された。当大会は、「品質、エコロジー、健康、発展」をテーマに、ともに品質向上の役割と中国の養蜂業振興の方途を探り、中国の養蜂業振興の方法とルートを推進する

中国質量万里行促進会の劉兆彬会長が出席し、熱意の込もった挨拶をした。劉会長は、専門委員会が中国共産党中央委員会の品質とブランド建設の政策及び精神を正確に学び実践するよう望んでおり、異業種の資源統合の利点を生かし、中国の養蜂業発展の実情に沿って、優れた資源と能力を活用して、中国養蜂業が飛躍的発展を遂げるよう希望した。

国家質検総局産品質量監督司の鄭衛華巡視員は挨拶で、中国養蜂業の供給側の構造的欠陥の改善を加速しなければならず、特に、中高級製品及びサービスの有効供給の不足については、品質安全管理に力を入れるとともに供給能力を高め、市場のニーズに応え、製品の品質を向上させなければならないと指摘した。

中国質量万里行促進会生態専門委員会の惲銘慶主任は、中国の養蜂業の発展の現状と動向について基調報告を行い、中国養蜂業発展の比較優位及び養蜂先進国とのギャップについて総括し、改善が必要な「規格、管理、ブランド、価値、健康」の五つの客観的ニーズを挙げ、トップダウン設計、運営方式、施行ルートの三方向からのシステム強化計画の実施を提起した。

『人民日報海外版日本月刊』編集長の蒋豊は、日本の養蜂業界の発展の歴史と現状を紹介し、日中間における養蜂業連携の将来性を展望した。

同時に、大会では正式に「中国養蜂業振興プロジェクト」の発足が発表された。プロジェクトは中国質量万里行促進会養蜂業専門委員会が発起人となり、中国質量万里行促進会、吉林森工森林特色食品集団、四川省広安市人民政府、山西呂梁県人民政府、人民網輿情監測中心、北京大学質量法制研究所、浙江大学中国西部発展研究院「両山」建設発展研究中心、オーストラリアの養蜂グループ、寧夏易捷庄園枸杞科技有限公司等の機関が初の戦略協力パートナーとして立ち会った。

中国質量万里行促進会養蜂業専門委員会は国家質検査総局及び中国質量万里行促進会の指導下における、中国の養蜂業産業リンケージの管理サービス機関から成る専門の異業種組織で、フォーラムによる交流、産業投資、蜜源地の建設、金融、ブランドイノベーションを通じて、中国養蜂業界を公益的にサポートし、サービスを提供する。