中日国交正常化45周年記念
東京で謝鳴コンサート2017を開催
貧困の子供たちの教育支援に尽力

7月14日、東京都新宿区の四谷区民ホールで、日本上海同郷会と株式会社オフィスパンジーが共催する『中日国交正常化45周年記念―謝鳴コンサート2017』が行われた。中国駐日本大使館文化部の代表も出席し、約400名の観客と一緒にコンサートを鑑賞した。

コンサートでは、サウンドブリーズの伴奏の下、謝鳴さんがテレサ・テンの名曲「別れの予感」、「つぐない」、「愛人」、「時の流れに身をまかせ」の4曲を一気に歌い、ほかに日本の人気カバー曲と自身が作詞した「天国へのラブレター」や中国語に訳した「曼茶羅~夢に包まれながら」、「別れ上手」など全部で15曲を歌い上げた。

また、コンサートでは、ゲストコーナーも設け、門倉有希、チェウニ、夢娜(Monna)も友情出演し、謝鳴さんとゲスト歌手たちの素晴らしい歌声と豊かな表現力に、観客の大きな拍手は鳴りやまなかった。

当初、コンサートは、未来の子供たちのため、貧困地区の子供たちの教育支援をするとの趣旨もあり、当日、募金箱が用意され、謝鳴さんは自ら20万円を寄付し、日本上海同郷会理事会の剱田玉蘭さんも10万円を寄付した。

コンサート終了後、日本上海同郷会理事会のメンバーが上海市人民政府僑務弁公室国外処に連絡したところ、集まった募金は後日、新疆ウイグル自治区カシュガル地区の貧困の子供たちの教育支援に使用される予定となっており、その結果は、日本上海同郷会のホームページに公表する予定だという。

 

謝鳴

上海出身。20歳の時、上海で歌手デビューし、夢を求めて単身来日。著名な作詞家荒木とよひさ、作曲家森正明が、「空のように 海のように」「白い夜明け」を手掛け、ヒットする。心から歌い上げる彼女の歌に魅了されるファンも多く、実力派シンガーとして認められている。これまで日本と中国でのCD売上は50万枚を超えている。