華人に初の「社会文化功労賞」

10月9日、皇族雅設立に関わった一般社団法人日本文化振興会は、日本社会の各分野で活躍している在日華僑華人11人に「社会文化功労賞」を授与した。これは民間機関による在日華僑華人の活躍に対するはじめての表彰であり、中日民間文化交流の推進を促す趣旨である。

当日は、日中文化比較研究で有名な法政大学の王敏教授、人気歌手の潘幽燕、世界的に有名なダンサーである劉英、竹笛演奏家の張暁輝、肖像画家の東強、歌手の程波、武術家の常松勝、京劇画家李文培、観光業の馬暁平、サービス業界の王暁光、本誌編集長・蒋豊の各氏が賞を授与された。

日本文化振興会の八山元会長は本誌のインタビューに応え、「文化は国境を超えるだけでなく、国同士、国民同士の相互理解と交流を促進するもので、在日華僑華人は長年苦労し奮闘し、日本社会の各界で頭角を現しており、今回の受賞は日本社会がそれを認めたということです」と語った。