中国版ツイッター「微博」の検閲を強化

中国インターネット協会は4月8日、インターネット業界に対し社会的責任の履行、事業の自律の強化、ネット上のデマ流出の制止などを呼び掛ける提案を行った。

提案書では、ネットでデマなどを流す行為は社会的公害であり、公衆の利益や公民の合法的権益を損ない、国家の安全、社会の調和と安定を脅かしていると強調。                                     

また、インターネット企業が中国版ツイッター「微博」での世論と情報への検閲を強化し、デマの発信を切断するなどを強く要請するだけではなく、インターネット企業が内部の管理制度を健全化し、情報の発表・伝播の秩序を規範化し、情報の審査と技術処理を強化し、デマをいち早く発見し削除するよう要求している。

そして、インターネット企業がネット利用者の個人情報を保護する責務を果たし、情報発信者が客観的な事実に基づき責任を持って発信する規定を守り、すべてのネット利用者がインターネットの利用における社会的責任を負うことを求めている。