2019彭州投資促進会を埼玉県越谷市で開催

 

12月12日、中国四川省彭州市人民政府が主催し、埼玉県越谷市にて彭州投資促進会を行った。日本企業に対して彭州市について知ってもらうためだ。近年、中国の南西部区域、とりわけ成都市あたりが著しく発展し、中国経済が減速している中、依然として高いGDP率を保持している。

 

 

彭州市は成都市より北に面し、約20キロ離れているところである。人口はおよそ81万人であり、土地面積は1421平方キロメートルである。成都市を通り抜けて東へ行くと、揚子江経済区域と連なっていき、そして、西へと向かうその先には、中国大型国家プロジェクト一帯一路のスタートラインとなっている。また、成都雙龍国際空港と天府国際空港と二つの国際空港に隣接して、世界と貿易関係を結ぶ構図を構えている。蓉欧鉄の開通により、欧州まで11日間で貨物が運ばれることができ、世界へつなぐ新たな物流センターの一部になりつつある。また、自然資源に関しては、市内天然ガス、電力や水力は豊富であり、龍門山脈独特な自然環境にも巡られているという。

 

 

そして、彭州市人民政府が当市産業分布についても紹介した。新素材工業、航空産業、天府中薬医薬産業、龍門山リゾート地投資、都市型新農業五つの産業に焦点をあて、投資価値の分析などを行った。日本企業は、これから彭州市の様な中国南西部に目を向け、投資促進を促す狙いだ。