中日イノベーション協力のプラットフォームを構築

7月12日午前、蘇州工業園区国際ビジネス協力センター(東京)プロジェクト調印式及び提携パートナー発表会は開催された。蘇州中日医薬と新材料イノベーションセンターは同時に除幕され、中日双方が産業、技術、人材、資本、市場などの分野におけるもっと深いレベルの協力プラットフォームをより一層構築する。

同活動はビデオ中継を通じて蘇州工業園区と日本の東京で同時に行われた。駐上海日本国総領事館副総領事の福田高幹氏、日本中華総商会理事長の厳浩氏、中日医薬と新材料イノベーションセンター名誉会長の張立国氏、中国科学院院士、中国科学院過程工程研究所研究員の馬光輝氏、園区共産党工作委員会副書記、管理委員会副主任の呉宏氏、園区共産党工作委員会委員、管理委員会副主任の劉華氏らは活動に出席した。

AGC執行取締役、自動車ガラスアジア事業本部長の大谷啓之氏はAGCが園区での事業展開を紹介した。現在まで、AGCが園区での総投資額は7億ドルとなり、中国自動車市場の成長につれて、AGCは園区での投資と業務もますます拡大している。大谷啓之氏は会社の発展で園区から与えられた支持と支援に感謝の意を表し、東京ビジネスセンターの運営に祝意を表した。

現場では、数多くの対日クロスボーダー投資プロジェクト、中国と協力プロジェクトは園区、東京の二ヵ所で調印式を行われ、園区の「海外進出」と「国内導入」という双方向協力の新モードをより一層深める。また、蘇州工業園区国際ビジネス協力センター(東京)の第一陣となる提携パートナーに証明書を授与した。

現場では、新建元ホールディングスグループ東京連絡処、金鶏湖イノベーション創業大会東京ステーションはプレートを除幕された。金鶏湖イノベーション創業大会は蘇州工業園区が海外のイノベーション生態を創り出す重要な一環であり、今年の日本ステーションは8月に蘇州工業園区国際ビジネス協力センター(東京)で開催される予定である。

園区共産党工作委員会副書記、管理委員会副主任の呉宏氏、中日医薬と新材料イノベーションセンター名誉会長の張立国氏は共同で中日医薬と新材料イノベーションセンターにプレートを除幕した。中日医薬と新材料イノベーションセンターは中日両国の医薬、新薬研究、新材料などの分野のリーディング企業と、両国の有名な商会、協会、科学研究院・所、専門的投資機関と共同で蘇州工業園区で設立された。同センターは医薬や新材料などの分野での技術交流、プロジェクトインキュベーション、産業協力の橋をかけ、中日両国の間のイノベーションプロジェクト、イノベーション人材の交流と協力を促進する。

ここ数年間、蘇州工業園区はずっと対日協力の良好な基礎に基づき、開放を堅持しながらグローバルイノベーションネットに溶け込み、徐々に日系企業が中国で投資の最も集中の区域の一つとなった。現在に至り、累計で日系プロジェクト800近くを導入し、投資総金額が80億ドルを上回り、26社の日本からの世界トップ500社企業は園区で45件のプロジェクトを投資した。