創価学会の池田大作名誉会長が中日関係の改善を呼びかける提言を発表したことについて、中国外交部の華春瑩報道官は2月5日、記者の質問に対し、次のように述べた。
「歴史と現実を直視した上で困難を克服し、障害を排除し、健全で安定的な中日関係の発展を推進することは、中日両国および両国民の根本的利益である。中国は日本の各界の有識者と共にこのために努力していきたい」
1月27日、創価学会の池田大作名誉会長は創価学会の機関紙『聖教新聞』で、中日関係の改善を呼びかけ、現今の情勢下、双方は『日中平和友好条約』の原則を堅持し、率直かつ誠実に忍耐強く意思疎通を図り、問題解決の出口を探り、両国関係をよりよく発展させるべきと強調している。
これに対して華春瑩報道官は、「池田大作先生および創価学会は長年にわたって中日関係の再建と発展に積極的に貢献してきた。現今の情勢下での池田先生の中日関係改善への積極的呼びかけは、日本国内の、中日関係の大局を維持したいとの主張の反映だ」と語った。
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