イオン株式会社が青島市政府を訪問

2012年11月24日、青島市委副書記の張新起市長は青島政府の事務所ビルで、イオン株式会社中国の辻晴芳総裁一行と会見した。

張市長は「青島永旺東泰商業有限公司は青島と日本の合弁企業の模範であり、青島市政府は今後もイオン株式会社の青島への投資の拡大を支持する」と述べた。

辻氏は、「青島においてイオン社は長年にわたって速いテンポで発展を遂げ、好業績を得ることができた」とし、青島市政府の支援に感謝の意を述べた。

また、「中国への投資には自信を持っており、より多くの企業に青島への投資を呼びかけたい」と語った。現在、イオンは青島を拠点に山東省で8店舗の大型ショッピングセンターを設立している。

 

三菱グループが青島市との提携を模索

2012年末、青島市の劉明君副市長は三菱商事株式会社の矢野雅英副社長一行の訪問を受け会談を行った。

劉副市長は、「青島は中日韓自由貿易協定の交渉開始という時に合わせて、中日韓地方経済協力モデル都市建設を加速し、西海岸に中日創新産業園(イノベーションパーク)の建設を計画し、5つの省市級の開発区に中日工業園を建設する」ことを紹介し、三菱グループとの協力を強化し、中日創新産業園の開発・建設に参画し、化学工業、新エネルギー車、金融、商業・貿易など多方面の協力で、互いに長所を補い、ともに発展していくことを希望した。

矢野副社長は、「日本と青島の経済・貿易は緊密な関係にある。青島の投資環境は整っており、青島への投資と発展には自信をもっている。積極的に青島での投資分野と協力項目を探究し、ウィンウィンのパートナーシップを実現したい」と語った。