中国・煙台のワイン海岸

中国・煙台の蓬莱南王山谷は、フランスのボルドー・メドック、イタリアのトスカーナ地方、米国のカリフォルニア州ナパ・バレー、チリのカサブランカ・バレー、オーストラリアのエデン・バレー、南アフリカのケープタウンとともに世界七大ワイン海岸と呼ばれている。煙台とワイン海岸には張裕などの有名なワイナリーと南王山谷など特色あるワインセラーが散在している。

なめらかな盛唐の風味国賓酒庄

蓬莱には、中国式の唐代風のワイナリー、国賓酒庄がある。中華民族の千年以上にわたる絢爛たるワイン文明を継承し、産地とワイナリーの特色に合わせた発展モデルを作り上げ、厳格な醸造基準を遵守すると同時に、製品の高級化路線を走り続けている。同社は現地の風土に適したカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、シラー、メルロー、長相思、貴人などのブドウ品種を育て、人工栽培、限定生産、有機栽培の原則を守り、盛唐ワインのなめらかな舌触りを作り出している。盛唐ワインは、中国国際ワイン烈酒品評コンテスト、中国精品ワインチャレンジコンテスト、中国優良ワインチャレンジコンテストでたびたび金賞を獲得している。

「中国著名商標」に認定蓬珠酒業

煙台蓬珠酒業有限公司は蓬莱海岸優秀ブドウ生態区の望珠?山谷にある。ここは神話や物語に満ちたところで、緑が溢れ、花が咲き乱れ、青い空と清水があり、環境にめぐまれた場所だ。蓬珠酒業はイタリア、フランスから輸入した先進的なオートメーション瓶詰め生産ラインと、イタリア、フランスの先進的生産技術を採用して、同社の「朋珠」ブランドは国家質量監督検査検疫総局が発行する「無公害農産品標準証書」を獲得し、山東省ブドウとワイン協会によって「省級ワイナリー」に認定され、2010年には国家工商行政管理総局商標局に「中国著名商標」に認定された。

ラズベリーの三次元産業山東黒尚莓

北緯37度にある煙台ワイン海岸線で、山東黒尚苺生物技術発展股?有限公司は、ラズベリーを主として、クコ、マルベリー、ブラックベリー、カシスを補助材料として、ワインの製造技術を使ったドライレッドワインのような「ラズベリー・ドライレッドシリーズ滋養健康酒」を生産している。さらに、黒尚苺社はハイテクのバイオ企業として、ラズベリーの健康製品の研究開発に力を入れており、ラズベリーオイル、ラズベリー茶、ラズベリージャム、ラズベリー飲料などのシリーズを開発している。現在、同社は農業栽培、低温流通、エコツーリズム、ラズベリー加工など関連産業を網羅し、新興産業の大規模化、ハイテク技術の産業化、伝統産業の高級化というラズベリーの三次元産業に向かってスピーディーに邁進している。