楊宇公使
楊宇公使 北京市区友好代表団の訪日交流会に出席

11月6日、楊宇公使は北京市区友好代表団訪日交流会に出席し、あいさつを述べた。今回のイベントは東京特別区長会、東京都市長会、東京都町村会が共同で主催し、3団体の責任者である吉住健一新宿区長、渡部尚東村山市長、杉浦裕之瑞穂町長ならびに、中国大使館の聶佳参事官や北京、東京の各地方の責任者ら100人近くが参加した。

 楊公使はあいさつで次のように述べた。北京と東京は中日両国の首都であり、重要な影響力を持つ国際都市である。1979年に友好都市関係を締結して以来、各分野の交流と協力で多くの成果を収め、中日の地方交流と協力をリードし、両国関係の改善と発展を後押しするために積極的な貢献をしてきた。北京と東京がそれぞれの強みをさらに発揮し、都市発展計画、首都圏建設および巨大都市ガバナンスなどの共通の課題について交流と相互参照を強化し、交流と協力を着実に深め、それぞれの発展に力強いエネルギーを注入することを希望する。

 楊公使は次のように述べた。2023年は中日平和友好条約締結45周年であり、双方はこれをきっかけとして、共に条約締結の初心を再確認し、平和友好の信念を突き固め、中日の四つの政治文書で定められた原則に基づき、両国指導者の重要な共通認識〈コンセンサス〉を指針として、政治的相互信頼を絶えず積み重ね、互恵協力を推進し、問題と意見の相違を適切に対処し、新しい時代にふさわしい中日関係の構築に努めるべきだ。地方交流は中日関係の重要な一部だ。北京と東京が引き続き先頭に立ち、模範を示し、両国の民間と地方の活発な交流・インタラクションをけん引し、人的往来の回復を加速させ、両国関係の発展のために社会と民意の基礎を固めるよう期待している。

 代表団の団長である北京市通州区の鄭皓区長はあいさつで次のように述べた。東京都は北京市にとって初の国際友好都市であり、双方は1979年に友好都市関係を締結して以来、各レベル、各分野で緊密な交流と協力を保ち、多くの成果を上げている。今回の訪日をきっかけに、両都市の深い交流をさらに推進し、実務的な協力を深化させ、人々の相互理解と親近感を促進し、中日関係の改善と発展により多くの貢献をしたい。北京市友好代表団の東京訪問は日本側から大いに歓迎された。北京市の各地区との人・文化の交流と実務的協力を絶えず深化させ、相互理解と相互信頼を深めていきたい。