ウイスキーフェスティバル2023 in 横浜が開催

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2023年8月26日、27日、神奈川県横浜市の大さん橋ホールで「ウイスキーフェスティバル2023 in 横浜」が盛大に開催された。このイベントは、ウイスキー文化研究所の主催・企画・運営のもと、四部制(完全入替制)で行われ、各部800名、合計3200名のウイスキーファンが集結。前売り制の入場チケットは、すべて完売という大盛況だった。

ウイスキーフェスティバルは、世界中のウイスキー、スピリッツが一堂に会する大規模試飲イベントとして知られている。20歳以上であれば、酒販関係者でなくても参加が可能で、ウイスキーやスピリッツの愛好者にとっては欠かせないイベントとなっている。今回のフェスティバルでは、国内外から約60社の蒸留所、メーカー、インポーター、酒販店、バーなどが出展し、多彩なウイスキーを提供した。

近年、海外での評価が高まっているジャパニーズウイスキー。炎天下にも関わらず、開場前から長い列ができるほどの人気ぶりだった。場内では、日本の「クラフトウイスキー」のブースに長蛇の列ができるなど、参加者たちが試飲を楽しみながら、出店者との会話を楽しむ姿が随所に見られた。 

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ウイスキーフェスティバルは、2007年に始まり、東京や大阪を中心に定期的に開催されてきた。今回の横浜での開催は初めてであり、参加者からは「世界中のウイスキーやジンを試飲できるのは夢のようだ」という声も聞かれた。

 ウイスキー文化研究所は、世界中のウイスキーとスピリッツを審査する日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」を2019年から運営しており、今年6月には東京・明治記念館でその授賞式が行われた。最高位の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」にはアジアのウイスキーが選出され、アジア圏のウイスキーの品質向上が再確認された。         

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 ウイスキー文化研究所の土屋守代表はインタビューに対し、「日本のウイスキーの歴史はこの横浜の地から始まったと言っても過言ではありません。今から170年前、ペリー艦隊がアメリカ東海岸を出航し、ケープ・タウン経由で香港、上海に寄港しながら横浜にやって来ました。その時にペリーはウイスキーを幕府に献上しているんです。ですから日本人が最初に飲んだウイスキーはペリーが持ってきたものだと言われています。今年はジャパニーズウイスキー生誕100年の節目の年ですが、そんな特別な年に、横浜でのフェスティバル開催を実現できたことを大変嬉しく思っています」と語った。

今後もウイスキーファンにとって楽しみなイベントが続く。12月2日、3日には「ウイスキーフェスティバル2023 in 東京」が開催される予定で、ウイスキー愛好者や業界関係者はもちろん、これからウイスキーを楽しむ方々にとっても、見逃せないイベントとなっている。

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