年に一度のショッピングイベント「618」の2022年の天猫(Tmall)でのイベントがこのほど幕を閉じた。関連データによると、今年は26万を超えるブランドが参加し、取引額が1億元(約20億2千万円)を超えたブランドが300近く、個別の商品で取引額1兆元以上になったものが100種類あった。またデータからは、若者が暮らしの中の特別感、洗練感を追い求めるようになるにつれ、食洗機、スマート便座、ゲーミングチェアが一部の家庭で「新三種の神器」になったこともわかる。
スマート便座が暮らしをバージョンアップ
新型コロナウイルス感染症で家にいると、キッチンやトイレに関連するグッズを取り替えるのが、多くの若い消費者の手っ取り早く暮らしの質を向上させる方法になり、スマート便座はバージョンアップに最適の商品になった。天猫「618」販売データによれば、スマート一体型便座がインテリア・内装業界の売上トップになり、スマート便座の売り上げは従来型便座を大幅に上回って4倍に達したという。
食洗機の人気が続く
家にいる時間が長くなると、家で食事をする回数も増えて、食後の後片付けがますますやりたくない家事になる。こうした状況の中、食洗機がたびたび売り上げのブームを起こし、若者が注文・購入する人気商品になった。
実際、感染症対策という特殊な時期には、繰り返される重い家事労働から人々を解放してくれる家電なら何でも人気が出て、食洗機、床掃除機、掃除ロボットなどが市場で好調な売れ行きを示した。
「家でだらだら」でゲーミングチェアが大人気
ゲーミングチェアが人気ランキングに登場したことを意外に思う人が多いかもしれないが、まさしくこの商品が従来の流れを打ち破って「家でごろごろしたい」という若者のハートをがっちりつかんだ。
個性あふれる若者世代は、「家でごろごろ」するにも特別感に満たされたいと思う。インテリアデザイナーの説明によれば、自分専用のリラックスできるゲーム部屋が「00后(2000年代生まれ)」のインテリア設計の標準装備になりつつあるという。この「わがまま」なニーズの下、ゲーミングチェアが頭角を現した。
ゲーミングチェアの消費者はエレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)の選手や一般のゲームプレイヤーだけではない。テレワークやオンラインレッスンなどのシーンが登場して、ますます多くの一般の消費者も健康によい快適な体験を追い求めるようになり、ゲーミングチェアの消費者の仲間に加わった。
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