中国の起業家・翁培民が仕掛ける“多元の場” 日本のエンタメに新風を吹き込む

東京・渋谷、人波あふれる街角で。今回はもう、孤独じゃない。もう迷わない。

6月29日、多様なエンタメを融合した新たな空間が、世界のトレンドの聖地・渋谷に華々しく登場。星聚会の海外初店舗、東京渋谷店がついにグランドオープンを迎えました。

設立から14年、星聚会は、カラオケ、ダンス、マーダーミステリー、アフタヌーンティー、ビジネスミーティング、ミニシアターなど、あらゆるスタイルの社交空間を創り上げてきました。130以上の都市に900を超える店舗を展開し、会員数は3000万人以上。誰もが笑顔になる楽しい空間を作り上げ、名実ともに業界のトップブランドとなりました。

星聚会の創業者・翁培民氏が『人民日報海外版日本月刊』編集部を訪れ、「東方の音楽で、世界中に友をつくる」という想いを語りました。カラオケ文化発祥の地・日本で海外初店舗を出店しました。これは冒険なのでしょうか、それとも絶妙な一手なのでしょうか。

「日本のカラオケは私たちから見ると、15年から20年前のスタイルです。モニターとマイク2本だけで歌えるという感じです。私たちは最新技術であるARやメタバースも取り入れています。日本でこそ『次元を超えた体験』を届けられると信じています。製品・環境・サービスの3つの基準を守り、日本の消費者にもきっと選んでもらえると思います。大事にしているのは、モデルの革新、製品の革新、サービスの革新、チャネルの革新、コストの革新ですね。」

「ノキアが全盛の時代、今の姿を誰が想像したでしょうか。星聚会は娯楽と社交のニーズを満たす新しい空間です。これを『新しいエンタメのカタチ』と呼んでいます。」

海外進出された今、どのような展望をお持ちですか?

「中国人はとても賢いです。毎日が挑戦の連続です。日本は若者の起業をあまり後押ししませんし、参入のハードルも高い。でも若者が挑戦しなければ、社会の発展はありません。そこに中国のチャンスがあると考えています。日本では全てのカラオケブランドを調べ、良いところは学ばせてもらいました。」

「『多様化』『現地化』『システム化』を実践されているんですね。」

星聚会の今後、アジアでの展開はどのようにお考えですか?

「これから3年間で10か国以上に300店舗を展開する計画です。音楽は国境を越え、喜びもまた国境を越えるものです。星聚会を訪れる皆さんが、新しい人とのつながりを感じられる場所にしたいです。」

製品・環境・サービスで作る多彩な社交空間。歌うだけでなく、社交も楽しめる。オンラインで世界と対戦できる。社交好きも人見知りも自分の楽しみ方が見つかる場所、星聚会渋谷店。これが新しい「幸せのカタチ」です。