中国系企業、東証で鐘を鳴らし 不動産業界に新たな波
YAKホールディングスが日本初の華人不動産企業上場の鐘

中国からの熱気が東京に広がりました。6月30日、在日華人社会が大きな喜びと興奮に包まれました。YAKホールディングス（YAK Holding Co.,Ltd）は東京証券取引所で、日本の不動産業界における華人企業初の上場の鐘を高らかに鳴らしました。このニュースを聞きつけた多くの華僑・華人が取引所に集まり、社員とともに歴史的な瞬間を見守りました。

「日本で家を持つならYAKに頼めば間違いない」、この言葉は在日華人の間で広く語られる合言葉となっています。住まい探しから人生の夢を形にするマイホームまで、同胞たちの「家探し」を支えてきたYAKは、多くの祝福を受けて東証の舞台に立ちました。

「上場は私たちの終点ではなく、新たなスタート地点です。今後も常に自らを改善し、最高のサービスと管理で全ての顧客に応えていくことで、インバウンド業界のリーディングカンパニーを目指します。」背後の大スクリーンには、創業者であり社長の水神怜良氏の決意が力強く映し出されました。水神氏は東証役員から「上場通知書」を受け取りました。その瞬間、マーケットセンターのチッカーに「YAKホールディングス上場おめでとうございます」の文字が流れ、会場を祝福ムードで包みました。この日を境に、顧客第一・誠実を重んじ、信頼性と透明性の高い日本の資本市場で、厳しい審査を乗り越えたYAKは、新たな歴史を刻み続けていくことでしょう。

社員代表たちは4組に分かれ、越水亮氏と戴勝男氏、田中宏樹氏と金井允力氏、楊嶸氏と易娟氏、鄧文平氏と林紹氏が順に上場の鐘を打ち鳴らしました。5回の鐘の音が会場に響き渡り、その一つひとつに豊かな実りへの願いが込められました。大きな拍手が波のように広がり、YAKホールディングスのさらなる成長と飛躍をみんなで願いました。

水神会長は社員たちと取引所の中央に立ち、市場を開拓し、ルールを刷新し、苦楽を共にし、未来を拓いてきたパートナーや支えてくれた人々に感謝を伝えました。

YAKホールディングスの上場成功は、日本の成熟した商業社会の中で華僑・華人が確かな地位を築いた瞬間でもあります。この日、人々が目にしたのは、若き華人起業家の成長であり、海外の華僑華人が描く新しい姿でした。

YAKホールディングスは不動産仲介から始まり、賃貸管理、民泊運営、住宅ローン代理、資産買収、企業の海外進出支援、視察ツアーまで、幅広いサービスを手がける総合企業へと成長しました。これからもチーム力を高め、企業体制を整え、日本市場にしっかり根を下ろし、入国関連ビジネスのエコシステムを完成させていく方針です。私たちはこれからも中日友好のために力を尽くし、貢献してまいります。YAKが日本における華人不動産業をリードする存在となり、さらには中日経済交流を支える架け橋となることを心から願っております。ありがとうございました。

YAKホールディングスは資本市場に挑戦し、新しいルールをつくる先駆者となります。これからも時代の追い風を受け、大きな舞台でさらなる未来を切り拓いていくことでしょう。