5月14日,200名を超える会員企業の代表が一堂に会し,日本中華總商会2025年度第1回例会が開催されました。例会では,日本中華總商会評議員会副会長の許勢永氏による特別講演が行われ,常務執行理事の孔怡氏が司会を務めました。
日本中華總商会は設立以来,会員企業に国際的なビジネス交流の場を提供し続けてきました。商会が持つグローバルな華僑ネットワークは,会員企業の市場開拓における重要な支えとなっています。䔥敬如会長はあいさつの中で,商会の活動に積極的に参加し,それぞれの強みや資源を活かしてともにビジネスチャンスを創っていこうと呼びかけました。
続いて登壇した許勢永副会長は,中日間の建築設計分野で26年にわたり実績を積んできた経験をもとに,文化理念を建築に取り入れることで経済成長を後押しするという重要なテーマについて講演しました。講演では,雄安新区の都市計画設計や,大連の“小京都”街区開発,日本の伝統的な温泉旅館のリノベーションなど,具体的な事例を挙げながら,文化資本がプロジェクトの付加価値を高め,地域経済の活性化につながる力を持っていることを示しました。
質疑応答の時間には,中日間の建築設計の違いや,華人企業が日本の観光や文化保護の分野にどう溶け込んでいけるかといった質問が多数寄せられました。許副会長は一つひとつの質問に丁寧に答え,商会というプラットフォームを活用しながら,文化交流と産業協力をさらに推進していきたいと語りました。
その後,総務Gグループ長の尚捷氏,渉外Gグループ長の徐志敏氏,フェローシップGグループ長の船津康次氏,ビジネス開発グループ産業視察運営員会の蒋馳委員長,インバウンド協議会の譚玉峰委員長,スタートアップ協議会の苗春亭委員など,各部門の代表者が次々と登壇し,これまでの活動の進捗や今後の取り組みについて報告しました。評議委員会の厳浩会長は,委員会の活動状況について紹介しました。事務局の甘雅群氏からは,最近の活動実績と今後の業務計画が共有されました。
「水滴石を穿つ 功は唐捐にあらず,地道な努力は必ず実を結ぶ――」,2025年度最初の全体例会は,会員企業同士のつながりを一層深め,「中華の資源と強みを活かし 日本に根ざし,主流社会に溶け込む」という創立理念に新たな意義を加える機会となりました。
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