「TEAM EXPO 2025」プログラム 共創チャレンジ
“和・合”之声音楽会、大阪で開催へ　
——日中の音楽家が響かせる平和のハーモニー

2025年4月8日（火）、大阪・ザ・シンフォニーホールにて、日中の文化交流をテーマにした音楽イベント「“和・合”之声音楽会」が開催される。日中国際文化芸術交流協会の主催のもと、中華人民共和国駐大阪総領事館、江蘇省人民対外友好協会、南京市人民対外友好協会との共催で実現する本公演は、「TEAM EXPO 2025」プログラム 共創チャレンジの一環として、多様な文化が共鳴し合う特別な舞台となる。

指揮には飯森範親、作曲は日本を代表する作曲家・和田薫が務め、南京民族楽団と日本センチュリー交響楽団が共演。演目には、和田氏が江南の地を訪れた体験をもとに、平和への祈りを込めて書き下ろした「詩意江南」組曲が初演される予定だ。

さらに、琵琶演奏家・葉衛陽率いる「関西日中楽之夢アンサンブル」、二胡奏者・張濱と、愛知万博や上海万博にも出演経験のある「チャン・ビン二胡演奏団」が登場。フィナーレでは全出演者が一堂に会し、日中の伝統と現代が融合した圧巻の大合奏が披露される。

本公演は、大阪府と江蘇省の友好交流45周年、愛知万博20周年といった節目の年を記念して開催されるもので、約1500人を無料招待する（指定席制）。文化と芸術の力で国境を越えた心のつながりを創出し、2025年大阪・関西万博に向けた気運を一層高めることが期待されている。