2024年青少年訪中団大忘年会が開催

12月21日、在日中国大使館にて2024年青少年訪中団大忘年会が開催された。呉江浩大使が出席し、挨拶を行った。日中友好協会副会長の川津隆氏をはじめ、派遣団体の責任者、今年訪中した日本青少年代表団のメンバー、大使館の若手職員、中国人留学生など、260人以上が参加した。また、大使館からは施泳公使、杜柯偉公使参事官、羅松涛公使参事官、張漪波公使参事官、陳巍公使参事官兼総領事も出席した。

呉江浩大使は挨拶の中で、日中青少年交流の重要性を強調し、日本の青少年に対し、今年の訪中を契機として、さらなる民間交流への関心と参加を呼びかけた。また、日中友好の未来を担う人材となることを期待すると述べた。さらに、今年中国大使館が直接組織し、または協力して、約1200人の日本青少年の訪中を実現させたことを紹介し、今後も両国の青少年により多くの交流機会を提供する考えを表明した。

川津隆氏は挨拶の中で、両国の青少年が積極的に交流や相互訪問を行い、各自の努力を通じて周囲の人々に真の中国と日本を知ってもらうことを目指し、友好の輪をますます広げていくよう期待を寄せた。そして、日中両国のより良い未来を共に切り開いていくことを呼びかけた。

日本の青少年代表は中国語で訪中の感想を共有し、中国への理解を深め、友好交流をさらに強化したいとの意欲を示した。イベント当日は冬至でもあり、参加者たちは中国の伝統文化である餃子作りを体験したほか、歌やダンス、「快板」(拍子をとりながら早口で歌う大衆芸能)、少林寺拳法などの多彩なパフォーマンスが披露され、会場には青春の活気があふれていた。