日本中華總商会2024年第4回全会員例会

12月17日の夜、皇居に隣接する半蔵門にて、日本中華総商会は革新と実践精神みなぎる全会員例会を開催し、2024年を有終の美で飾りました。

日本中華總商会の蕭敬如会長は挨拶の中で、世界の発展に寄与する華僑華人の努力を称賛するとともに、日本のグローバル化を推進する上で、在日華僑華人が果たす重要な役割を高く評価しました。また、「商業を軸」に、会員や友好関係者と協力しながら、架け橋を築き、主流社会に溶け込むための努力を継続すると述べました。

今回の例会では、日本初のフェンシングオリンピック銀メダリストである太田雄貴氏を特別講演者としてお招きしました。

太田雄貴氏は引退後、フェンシング競技の普及活動に力を注ぎ、多くの人々がフェンシングに関心を持つよう取り組んでいます。現在は国際フェンシング連盟の理事や国際オリンピック委員会のアスリート委員を務めるほか、2017年から2021年には公益社団法人日本フェンシング協会の会長として大規模な改革を主導しました。

太田氏のリーダーシップのもと、観戦体験の向上、人材の積極採用、参加障壁の低減、各界との連携強化といった施策が進められ、フェンシングは注目度の低い競技から人気スポーツへと大きく成長を遂げました。

「CHANGE:フェンシング協会飛躍の軌跡」と題した講演で、太田氏はこれまでの歩みを振り返るとともに、改革の過程で蕭敬如会長から受けた貴重なアドバイスへの感謝を述べました。その発言は、企業経営者に新たな視点を提供するとともに、参加者間で活発な議論を引き起こしました。

日本中華總商会の平田雅子執行理事による謝辞を経て、例会は第二部へと移りました。

總務委員会委員長の佐々木健一氏と広報委員会委員長の陳暉氏が、それぞれデジタル化の進展状況や広報戦略の構築について報告し、事務局の移転およびウェブサイト改訂のニュースを発表しました。

常務副会長の徐志敏氏は、CCCJ(日本中華總商会)が過去1年間に行った海外交流の成果を振り返るとともに、石川県能登地方で発生した大地震への募金活動について報告しました。また、昨日CCCJを代表して県知事を訪問し、募金を直接手渡したことも明らかにしました

渉外中国委員会副委員長の森田慶祥氏は、国内外の各組織との連携強化や公共活動への参加について詳細を振り返りました。

続いて、会員交流委員会委員長の黒河靖彦氏が、会員間交流や協力の成果を報告しました。

さらに、例会委員会委員長兼青年委員会委員長の郭健氏は、過去の例会の反響や若手チームの成長について述べ、会員増強委員会副委員長の中馬哲氏が、本会および関西・新潟両分会の拡大状況を説明しました。

常務副会長の段卓氏は、リソースネットワーク強化の成果や「CCCJ WEEK 2024」の成功を振り返りました。

続いて、事務局メンバーの甘雅群氏が今後の業務計画を報告し、常務副会長の船津康次氏が閉会の挨拶を述べました。ラッキー抽選会では笑顔があふれ、新春を祝う華やかな雰囲気の中、出席者は杯を交わし、明るい未来をともに願いました。

新春を迎える華やかな雰囲気の中、参加者たちは乾杯を交わし、明るい未来への期待を共有しました。

旧年を振り返りつつ、新年の幕開けを祝う中、日本中華總商会は25周年を迎え、築き上げた確固たる基盤を継承しながら、さらなる発展を目指して力強く前進します。