12月7日と8日の二日間、東京・ベルサール高田馬場において「ウイスキーフェスティバル2024 in 東京」が盛大に開催された。本イベントでは、4部制で約6,000名の来場者を記録した。
会場内には過去最多となる112のブースが出展され、ウイスキーやジンの試飲に加え、ボトルや関連グッズの販売も行われた。さらに、蒸留所の生産者との直接交流も可能で、それらは来場者にとって大きな魅力の一つであった。
アジア市場が注目の的に
主催者であるウイスキー文化研究所の土屋守代表は、中国をはじめとするアジア市場の成長について次のように語った。
「9月に中国浙江省の千島湖(せんとうこ)流域にある蒸留所を訪問した際、現地のウイスキー産業の勢いに驚かされた。あと2~3年もすれば、このフェスティバルに中国の蒸留所が多数出展するようになる可能性が高い。いずれはアジアの蒸留所だけを集めたフェスティバルが開催される日も近いのではないか」。
さらに、土屋代表はウイスキーを通じたアジア諸国間の国際親善についても意欲を示した。
「中国のウイスキーは、ジャパニーズウイスキーに匹敵する、あるいはそれを超えるような質と量を備えるようになるだろう。アジア全体のウイスキー文化を共に発展させるため、われわれも先頭に立ち、国際的な交流を深めていきたいと考えている」。
次回イベントは横浜でさらに大規模開催
次回の「ウイスキー&スピリッツフェスティバル2025」は、来年4月26日と27日の二日間、横浜のパシフィコ横浜にて開催される。そこでは東京での開催と比較し、約3倍の規模で予定されている。
ウイスキー文化の新たな可能性を切り開きながら、次回も多くのウイスキー愛好家が集う一大イベントとなることが期待される。
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