深圳海外聯誼会代表団が9月7日午後、週末の休暇を利用して大阪と京都を訪問した後、東京に到着するや活発に交流活動を展開した。黄偉平副会長を団長とする代表団は、日本深圳経貿文化促進会を訪れ、在日深圳華僑同胞とともに、今後の中日経済協力について意見を交わした。
今回の訪日は、深圳海外聯誼会の在日華僑に対する温情を示すと同時に、深圳が対外協力を積極的に模索し、経済発展を推進するとの揺るぎない決意を示すものであった。
座談会では、黄偉平副会長と深圳市工商業連合会の馮徳崇副主席がそれぞれ、近年の深圳の発展ぶりと変化について紹介し、華僑同胞は故郷の飛躍的な発展について理解を深めた。また、深圳は日本との経済・貿易分野での協力強化とウインウインの実現を強く望んでいると表明した。
座談会は、日本深圳経貿文化促進会の翁道逵会長が進行役を務め、和やかな雰囲気の中で進行した。翁道逵会長は深圳海外聯誼会代表団の訪問に心からの歓迎と感謝の意を表し、代表団の訪問から、華僑同胞は故郷の温かな思いやりの心を感じ、故郷との繋がりをより緊密にすることができたと語った。名誉会長の蒋豊氏は、協会に所属する多くの中国系企業や日本企業が深圳との連携を強く望んでおり、協力の拡大に向けた新たな道を模索していると語った。
座談会では、いくつもの具体的な協力分野について議論が交わされたが、中でも深圳「ウイスキータウン」プロジェクトが注目を集めた。このプロジェクトは深圳の文化・観光のアップグレードに寄与するだけでなく、中日文化交流の新たなプラットフォームとなることが期待される。また、中日の飲食業界へのロボット導入及び法律業務に関する交流が議題に上った。これらの分野における連携は、両国の経済を押し上げるだけでなく、科学技術、文化、法律など幅広い分野での交流・協力を促進することが期待される。
深圳経貿文化促進会の呉暁楽常務副会長はメディアに対し、この度の深圳海外聯誼会代表団の訪日は、経済協力の深化において新たな分野を開拓し、企業間の結びつきを強化してプロジェクトの実現を促すものであり、文化交流と理解の促進においては、新たな文化交流の架け橋となり、民間交流を推進するものであると述べた。また、イノベーション促進の観点からは、人工知能やスマートマニュファクチャリングなど最先端技術分野における協力を深化させ、ビジネスモデルの革新においては、「華僑事務+経済貿易」の協力モデルを提案し、中日経済協力に新たな道筋を提供するものであると語った。
座談会には、深圳市駐日経済貿易代表事務所の田常浩首席代表が出席した。
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