日本中華總商会がクアラルンプールで「華商の夜」を華やかに開催

9月10日、第17回世界華商大会がマレーシアの首都クアラルンプールで盛大に開幕した。世界各国から集まった4000名以上の華商エリートたちは、「新たな秩序を描き、新しい局面を共に創る」という壮大なビジョンを胸に一堂に会した。日本中華総商会(CCCJ)からは䔥敬如会長を中心に約200名の会員が参加した。

同日夜、CCCJが主催した「華商の夜(CCCJ NIGHT)」が開催され、マレーシア、ミャンマー、インドネシア、香港、マカオ、シンガポール、韓国、オーストラリア、英国、ドイツ、アラブ首長国連邦、カナダなどの各国・地域の中華総商会の代表が集い、発展の新たなページを開いた。

䔥会長は挨拶の中で、CCCJの設立25年の歩みを振り返り、スポンサー会員制度の導入によって、会員企業を約600社まで増やし、その中で約150社が日本企業であることを語った。そして、会員規模をさらに800社、さらには1000社へと拡大し、日本企業と社会のグローバル化を推進することを表明した。

䔥会長は若手華商への関心を示し、日本に住む100万人の華僑華人の中で、新世代の若手華商は過去40年間で日本に移り住んできた貴重な存在であり、未来の発展を支える原動力であると強調。そして、「共に手を携え、若い才能たちにチャンスという舞台を提供し、新たな華僑ネットワークを築き、世界の多様な発展に貢献していこう」と呼びかけた。

マレーシア中華総商会の盧成全総会長は、CCCJが第17回世界華商大会を支援してくれたことに特別な感謝の意を表した。そして、CCCJは1999年9月9日に設立され、今回の大会の開催時期と密接に関連していることが、双方の絆を一層深めていると述べた。さらに、CCCJの25周年記念と「CCCJ NIGHT」は今大会の二大ハイライトであると語り、協力の未来を切り開くものだと高く評価した。

香港中華総商会の蔡冠深会長は、CCCJの25周年を心から祝福し、今大会での貢献を称賛した。そして、昨年のバンコク世界華商大会で華やかに開催された「CCCJ NIGHT」を振り返り、来年も引き続き開催し、世界の華商の繁栄と発展を共に促進することを期待していると述べた。

日本中華總商会評議員会の厳浩会長は「CCCJ NIGHT」の乾杯の挨拶で、第17回世界華商大会を通じて地元社会に溶け込み、貢献することの重要性を深く理解したと述べた。同時に、自身の文化を大切にし、継承することの重要性も強調した。厳会長は特に、CCCJが「先輩」であるマレーシア中華総商会からは学ぶべき点が多く、互いに学び、共に成長することが華商発展のカギになると強調した。

「CCCJ NIGHT」では、CCCJは青春ガールズグループKLP48を招き、彼女たちのエネルギッシュなパフォーマンスで会場の熱気は最高潮に達した。

閉幕の挨拶で、CCCJの徐志敏常務副会長は、大会主催者や各国代表に深い感謝の意を表し、CCCJは引き続き日本の華商と世界の華商との絆を深め、地域の平和と経済の発展に貢献していくことを約束した。

今回、クアラルンプールで開催された「CCCJ NIGHT」は、日本の華商が国際的な舞台で重要な役割を果たし、世界華商大会の輝かしい星となり、未来を照らし出したと言えよう。2025年の「CCCJ NIGHT」がさらに素晴らしいものになることを期待している。