中日就航50周年を記念し、中国国際航空股份有限公司(以下、「中国国際航空」)は9月6日夜、東京で中日線就航50周年記念式典を開催した。式典には中華人民共和国駐日本国特命全権大使の呉江浩氏、中国国際航空グループ副総裁閻非氏、元日本国内閣総理大臣の福田康夫氏、国土交通大臣の斉藤鉄夫氏、日本中国友好協会会長の宇都宮徳一郎氏、日本航空代表取締役会長の赤坂祐二氏、全日本空輸株式会社代表取締役社長の井上慎一氏、在日中国企業協会会長の王家馴氏のほか、在日中国企業協会会員や中国と日本の主流メディア、旅行会社、物流業界などの関係者約500人が出席した。
式典では呉江浩駐日大使と閻非中国国際航空グループ副総裁、福田康夫元首相、斉藤鉄夫国土交通大臣がそれぞれ挨拶を行ったほか、在日中国企業協会の王家馴会長が乾杯の音頭を取った。各来賓はそれぞれの挨拶の中で、中国国際航空が中国で唯一、機体に中国の国旗を掲げるフラッグキャリアとして、中日の民用航空市場の全面的な回復の中で発揮した重要な牽引役としての役割を評価したほか、中国国際航空が中日の文化交流と友好事業を推進する上で担ってきた社会的責任を称賛した。そして中日両国の航空会社が、中日就航50周年を契機として、勢いに乗って上昇し、協力を強化し、より多くの中日を結ぶ路線を開通させ続け、輝かしい次の50年を共に切り開き、中日両国の人々の友好交流を増進し、中日関係の改善と発展を促進するために、より大きな貢献を果たすことを期待するとした。
また式典会場では、中国の獅子舞チームと日本の太鼓チームのセッションによるパワフルでリズミカルなパフォーマンスが披露されたほか、中日の演奏者5人による日本の有名歌謡曲「空港」と「世界に一つだけの花」の演奏、さらには著名ダンスパフォーマンスアーティストの張屹さんによる中国の書道とダンスを組み合わせた特別プログラムも披露された。アーティストたちは両国の民俗芸能や音楽、踊りを通じて、中日友好の文化の架け橋を築いた。
1974年4月、中日両国は「中日航空運輸協定」を締結し、同年9月29日には、中日で初となる相互飛行航路が正式に開通した。そして中国国際航空の前身である中国民用航空北京管理局が運航したCA 925便は北京から日本に向けて飛び立ち、中日友好交流の新たな章を開いた。この初便のフライトナンバーは現在まで使用され続けている。
1988年に中国国際航空公司が設立すると、中国国際航空は中日間の重要な輸送キャリアとして、中日両国の進歩と発展と歩みを共にし続け、両国間の航路ネットワークを拡大し続けてきた。現在、中国国際航空にはグループ会社として深セン航空、山東航空、マカオ航空を含む計11社の子会社があり、航空機933機を運用し、6大陸、43の国と地域に向けて国際線およびリージョナル線113路線を運航している。中国国際航空公司日韓地区支社はその本部を日本の東京に置き、東京と大阪、名古屋、福岡、仙台、広島、札幌、沖縄の8都市に営業部を設置して、日本国内の9つの空港をカバーし、中国の主要都市までの直行便を運航している。2019年、中国国際航空系列の1週間当たりの旅客輸送便数は540便に達した。新型コロナウイルスの流行後、中国国際航空の日本における全ての路線は急速に回復し、現在、1週間当たりの旅客輸送便数は508便まで回復し、週平均延べ4万7000人の中日を往復する乗客を輸送している。
中国国際航空は今後も専門的信頼を堅持し続け、国際レベルのクオリティを構築し、中国の風格を明確に示していくことで、中華文化を発揚し、公益事業に身を投じ、企業の責任を体現し続けていく。また中国国際航空は、日本に関わる航路の輸送力投入の規模もさらに拡大していくことで、北京-東京間、北京-大阪間、上海-大阪間などの路線の増便と新たな路線の開拓を計画的に推進し、中日の文化交流に新たな活力を注ぎ、中日友好の発展にプラスのエネルギーを注いでいく。
今回の式典は、中国国際航空公司が主催し、中華人民共和国駐日本国大使館と在日中国企業協会が共催した。
(撮影/馮学敏)
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