2024年7月28日、ホテル雅叙園東京にて「宮本龍之介 presents 夏の音楽晩餐会at ホテル雅叙園東京」が盛大に開催された。本イベントは、能登半島地震災害の復興支援を目的としたチャリティコンサート兼ガラパーティであり、国内外で活躍するテノール歌手であり、芸術プロデューサーでもある宮本龍之介氏が主催したものである。
会場には、元参議院議員で国際政治経済学者の浜田和幸氏や、重要無形文化財保持者である能楽師など、多くの著名人が主賓として出席し、イベントの主旨に賛同した。浜田氏の挨拶に続き、宮本氏が乾杯の音頭を取り、晩餐会は華々しくスタートした。
オープニングパフォーマンスでは、宮本氏がドニゼッティ作曲のオペラ「愛の妙薬」より「人知れぬ涙」、プッチーニ作曲の「トスカ」より「星は光りぬ」の2曲を披露。その圧倒的な歌声は会場を魅了し、静まり返った中で感動の涙を流す参加者も見受けられた。続く和装舞踊家による花魁道中と舞踊、バークリー音楽院出身のギタリストによる世界各国の名曲の演奏も、イベントに華を添えた。
また、特別企画として行われたトークショーでは、輪島塗漆器の老舗である田谷漆器店の十代目、田谷昂大氏が登壇。岸田総理がアメリカのバイデン大統領に贈った輪島塗のコーヒーカップとボールペンの製作秘話や、震災後の輪島の現状について語った。このトークショーには、インタビュアーとして浜田和幸氏と宮本龍之介氏が参加し、能登の伝統文化と震災復興への支援を呼びかけた。
イベント中、会場には輪島塗漆器の作品が多数展示され、その美しさに多くの参加者が魅了され、購入する姿が見られた。宮本氏自身も岸田総理がバイデン大統領に贈ったものと同じ輪島塗のコーヒーカップペアセットを購入し、復興支援に貢献した。加えて、会場内には「能登震災チャリティBOX」が設置され、宮本氏が直接参加者一人ひとりに挨拶をしながら、寄付を募った。多くの参加者がこの活動に賛同し、寄付を行った。
宮本氏は「音楽と芸術を通じて異文化の理解を深め、国際平和に貢献する」という理念を掲げ、国際親善芸術家協会を率いている。今後も能登半島の小中学校を訪問し、本格的なクラシックコンサートを開催するなど、震災復興支援活動を継続する予定である。
ホテル雅叙園東京は、「昭和の竜宮城」とも称される豪華絢爛な装飾と建築で知られる名所であり、今回の晩餐会もその格式高い会場で開催された。宮本氏は、このような場所で大人も子供も文化芸術に触れる非日常の時間を提供し、未来を担う若手アーティストの育成にも力を入れている。
今回のイベントは、多くの参加者が能登震災支援に貢献する機会を得るとともに、宮本龍之介氏の芸術活動の一端に触れる貴重な場となった。今後も同氏の活躍が注目される。
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