クララ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:家本健太郎、以下「クララ」)は、6月8日に「企業採用責任者&キャリア人材 リアル交流会」を開催した。今回の交流会には日中英の多言語人材ニーズがある17社の日系・中国系企業の採用責任者と150名以上の20代~30代の語学堪能なキャリア人材が参加した。イベントでは採用責任者とキャリア人材の交流が積極的に行われ、その場で次回面接日時が設定されるなど、参加企業とキャリア人材双方にとって大変有意義な時間となった。
クララは、20年以上にわたり日中ビジネスにおけるITインフラ支援とビジネスコンサルティング支援を通じて、人材課題の変化を目の当たりにしてきた。そして、数百社以上の事業支援を通じて、「日中ビジネスの成功の鍵は人材にある」と実感している。近年、日中ビジネスの環境は大きく変化しており、日本に進出する中国企業の増加や日本の労働力人口の減少、産業のDX化、商品サービス寿命の短サイクル化が進んでいる。特に市場の急速な変化に伴い、日中間ビジネスにおける技術やサービスのコモディティ化が加速しており、優秀なキャリア人材の採用が企業の差別化と国際競争力の向上につながっている。
こうした中、クララは企業への優秀な即戦力人材の紹介と、日本と中国で働くキャリア人材の可能性を広げることを目的に、2022年に日中ビジネス即戦力人材に特化した転職スカウトサービス「JaU(ジャーヨウ)」を開始した。企業は「JaU」を通じて、日中英の多言語人材とのマッチング機会を得ることができる。
また、日中キャリア人材のコミュニティイベントを2カ月に一度開催し、企業とキャリア人材が直接対面で交流する場を提供している。
今回の交流会は、参加企業の人材ニーズに合ったキャリア人材を招待し、マッチング率を最大化している。企業は、自社のニーズに合ったキャリア人材とカジュアルにコミュニケーションをとることで、人材のスキルやポテンシャルを深く理解できる。これにより、企業は迅速かつ効率的にキャリア人材と繋がり、最終的に自社に必要な人材を見つけ出すことが可能になる。
日本で働く中国人にとって、このイベントは「新たな就職先を見つける機会」であると同時に、「人脈形成やキャリア開発の機会」を提供する場でもある。さまざまな業界の人材と繋がりを作ることで、最新の業界動向を知り、自身のキャリア開発に役立つ情報を得ることができる。
このイベントは、多くの参加企業や求職者から高評価を得ている。企業からは、対面でのコミュニケーションが参加者のキャリアやバックグラウンド、熱意や可能性を知る有効な手段であり、自社の労働市場におけるプレゼンスを実感できる場として評価されている。クララが運営する「JaU」には、日中英多言語人材が10,000人以上登録しており、企業とキャリア人材の交流を促進し、企業の事業発展とキャリア人材の成長を後押しすることを目指している。
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