4月26日、楊宇駐日臨時代理大使は日本創価学会の招きに応じ、間もなく中国を訪れる予定の創価学会の代表団に向けてスピーチした。創価学会の寺崎広嗣副会長、国際渉外局の長岡良幸局長、大使館の張漪波公使参事官および訪中団のメンバーなど100人近くがオンラインまたは対面で参加した。
楊氏はスピーチで創価学会の原田稔会長率いる100人近い青年代表団の訪中を歓迎し、次のように述べた。今回の訪問は中国人民の古い友人である故・池田大作名誉会長の初めての訪中からちょうど50周年に当たり、友好の初心を再び温める旅であり、特別な意義を持つ。代表団が今回の訪問を通じて、持続的に発展し、グリーン革新を図る中国、改革を深化させ、開放を拡大する中国、文化多様性、民族団結の中国を全方位から感じることを希望する。
楊氏は代表団が間もなく訪問する北京、天津、新疆、深圳などの状況を紹介し、新疆の悠久に光り輝く歴史文化および現在の社会の調和と安定、経済の上向きと発展、民族の団結と進歩、人民が心安らかに暮らして仕事にいそしむ素晴らしい局面を強調し、代表団がこれから見る新疆の真実の状況をより多くの日本の人々に紹介し、中国で感じた新時代の中国式近代化の発展の脈動を日本社会に伝えることを希望すると述べた。
楊氏は次のように述べた。昨年11月、習近平主席と岸田首相がサンフランシスコでの会談を実現させ、両国指導者は全面的に戦略的互恵関係を推進することを改めて確認し、中日関係の発展のための進むべき方向を示した。日本が戦略的互恵関係の位置づけを確実に堅持し、中日の四つの政治文書の精神を順守し、中国と共に両国首脳会談の共通認識〈コンセンサス〉を真剣に実行に移し、得難い改善の勢いを大切に守り、中日関係が正しい軌道に沿って持続的・健全に発展するよう図ることを希望する。
日本の若者の友人たちへ
まず中国に対する正確な認知を確立すること。若者世代は最も思考に優れ、思想が最も活発なグループである。メディアに氾濫する中国に関するマイナスの情報に相対した際、それに流されたり、他人の言葉を受け売りしたりせず、真偽を選別し、是非をはっきりさせることを希望する。今回の中国訪問の機会を利用して、自分の目で観察し、自分の耳で聞き、自分の足で歩いて、真実の、立体的で、全面的な中国を感じることを希望する。独立した思考を通して、中国に対して客観的な判断をし、理性的な認知を形成できるものと信じている。
二つ目は友好の信念を継承・堅持すること。若者の友人たちがさまざまな「中国脅威論」を警戒し、歴史の中から正負両面の啓発をくみ取り、中日関係の情勢がいかに変化し、どんなに大きな困難に遭遇しても、平和という最低ラインと友好の信念を必ず守り抜き、中日両国が再び衝突と対立に陥り、戦争という同じ失敗を繰り返すことを絶対に許さず、中日友好を自発的選択と行動の自覚にすることを希望する。
三つ目は積極的に友好事業に身を投じること。両国の人々の直接的な利益、両国の未来と前途、地域と世界の繁栄と安定に関わる中日関係をしっかり保護し、強固なものにし、発展させる。中日友好事業は大いにやりがいがあり、両国の青年が自身の価値を実現するための広大な舞台を提供することが完全に可能である。若者世代が中日友好事業に身を投じ、中日友好の発揚と伝承のために新鮮な血液を補充し、青春のパワーを注入することを歓迎し、期待する。
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